さて、前回のつづき。
まず、イメージを修正する時に、具体的に私が何を修正してたかというのが、3つあるんです。
POINT1.動き
POINT2.判断
POINT3.感覚・感情それがこれです。↑↑↑
たぶん、1はやってる人、多いと思います。
2もやってる人、いるかもしれません。
でも、3をやってる人は少ないんじゃないかって、私は踏んでます。でも、何より大事なのは3つ目の感覚・感情を修正するっていうことだと私は感じてるんです。
イメージ通りにいかない時ってきっとコレをやってない!の話 vol.10
何のためにか。
「こうだったら最高~」をイメージから現実に変えるために、です。
今回は、イメージの修正の目玉、3つ目のポイントです。
POINT3:望んでるのはこうじゃないなと感じた【感覚・感情】に対してイメージの中で修正をかける
まず、なぜ、これが「こうだったら最高~」をイメージから現実に変えるためには大事なのかということです。
これからとっても大事なこと、言います!!!
「これがほしい」「こうなりたい」っていう望みを抱くとき、私たちが本当に手に入れたいものは何なのか、ってことなんです。
それが、【感覚・感情】だってことなんです。
その望みが手に入ったとしたら、自分はこんな感覚・感情を味わえるんじゃないか!と思うから、それをほしいと思うわけです。
想像してみてください。
もし、望んでいるパフォーマンスを本番でできたとして、でも、なんか、モヤッとする、っていう状態だったら、こうなりませんか?
なんか、望んでたのと違う・・・。
ほしかったものを手に入れてるはずなのに、満足してない。
こういう状態になったら、全然幸せじゃないんですよね。
何のためにやってたんやろか、ってなる。
だから、私たちが本当に欲しているものって、それらを手に入れた時に感じられるであろう「幸せだな~」とか「嬉しいな~」とか「しびれるな~」っていうような感覚の方なんですね。
だから、イメージをしてみた時に、自分がどんな感覚・感情になっているのかというのをきちんと捉える必要があるんです。
で、イメージの中で「なんかモヤッとする」「嫌な感じがする」っていう感覚・感情が出てきた時に、そこでどんな感覚・感情を感じられてたら最高なのか、っていうことを、自分に聞く。
で、「こんな感覚・感情を感じられてたら最高~!」っていう、感じてたいそれを感じられるようにするためには、どんな動き(パフォーマンス)・どんな判断をしたらいいかな、を自分に聞く、ということなんです。
だから、順番、逆だったんですね、実は。
3【感覚・感情】を決めてから、1【動き】と2【判断】を決める。
すべては、感じたい感覚・感情のためにどうしたいか、です。
だから、それを練習中にも感じながらやる、ってことです。
で、話を元に戻すと、試合を想定して毎日の練習に取り組んでいる人は多いと思いますが、その練習の場を本番の試合だと思って味わいながらその場を楽しめている人は多くないと私は踏んでいます。
本番を想定して練習してるはずなのに、本番になると練習通りのパフォーマンスが発揮できないという人は、まず、これを見直してみるべきです。
本番で感じるであろう喜びを十分に練習の時点で味わっていますか、といういこと。
これをやっていれば、毎日の一瞬一瞬が本番なので、本番で緊張することなんてありません。
だって、毎日が本番なんだから。
本番だからと特別なことをしようとする時点で、いつも通りではないんです。
ということは、いつもが本番ではないと認識しているっていうことなんです。
それはもう、試合のための練習ではなく、練習のための練習になっているんです。それに、毎日が本番と同じ気分・感覚を感じながら毎日を過ごしているということは、毎日「この先輩たちに混じってバスケット(試合)ができてめちゃくちゃ楽しい!」という叶ってほしかった感覚を味わいまくっているということなんです。
これをやっていないとしたら、相当もったいないことです。
あなたは、本番でしかその味わいたかった感覚を味わわないのですか⁉と問いたい。
気が付けば自然と望みが叶っていた時の話 vol.4
こうだったら最高!という感覚を、毎日味わいたくないですか⁉
これ↑↑↑です!
もう、書いてました!(笑)
でも、これ、ほんまに、めっちゃ大事なんです!
私たちの脳って、現実に起こっていることとイメージの中で起こっていることの区別がつきません。
だから、リアルに感情を伴っているイメージって、現実に起こってるんだと脳みそが錯覚するんです。
その望みが手に入った時の感覚で「今」を生きているから、それに相応しい現実が後から創造されるんですね。
先に、自分がその時の自分になっちゃうってことです。
で、逆に言うと、中身がそうなってないのに突然その望んでるものがやってきても、対応できない自分のまま、っていうことなんです。
宝くじに高額当選した人が破産する、っていう話って、こういうことじゃないかと思うんです。
宝くじに当たってほしいと願いながらも、それがすでに手に入ってる自分で「今」を生きてない。
すると、望みのステージと、「今」いる自分のステージに差があって、「今」いる自分のステージに戻そうと無意識の本能が働く。
心のしくみって、こうなってるんです。
体温が急激に上がったり下がったりすると生命の危険が及ぶので、外気温に変化が起きても元の体温に戻そうとする働きが人間の身体には備わっています。
つまり、私たちの本能って、変化=危険だと認識してるんです。
心のしくみも同じで、もし、それがお金持ちになるっていう一見良さそうな変化であったとしても、それを危険なことが起きているって認識して、元に戻そうとする働きが作動するんです。
で、その元に戻そうとする働きが作動すると、【お金持ち➡お金なし】にしなければならないからお金が増えないお金の使い方をさせようとする。
使ってもさらに増えるようなお金の使い方だと【お金なし】にはなれないから。
で、破産するに至る。
だから、先に、望むステージの自分になっておくということは、ネクストステージに進んだ自分を元の自分がいたステージに引き戻させないようにするためには、必要不可欠だってことなんだと思います。
必要不可欠だって言いましたが、もちろん、ネクストステージに進んだ後にそのステージに留まれる感覚に変化するっていうこともできると思います。
だけど、それってすごく恐いんじゃないかって思います。
今、自分が年収300万円だったとして、急に年収1億円以上稼いでいる人たちの集団の中に放り込まれたとしたら、なんか違和感感じるし、恐い感じしませんか?
そこから逃げ出したくなる・・・。
これって、当たり前の感覚が違うから起こっちゃうこと。
年収300万円の生活を営んでいる自分の感覚の方が慣れ親しんでて違和感ないステージ。
年収1億円以上稼いでいる時の自分の感覚ってどんなのか分からない、なぞがいっぱいのステージ。
分からないって、人間にとっては恐いことなんですね、本能的に。
だから、どれだけ不満だらけの現状であったとしても、感覚的にはそっちに慣れ親しんでるから恐くはない、だから安全だって判断するんです、本能は。
でも、先に、自分の感覚がそうなっていたら、実際にその現実が来た時に恐くない。
で、年収1億円以上稼いでいる感覚に先になっておくっていうのは、お金いっぱい使いまくるっていうことではないってことです。
お金が十分ある時にはあって、今感じられていない感覚、感じたい感覚って何なのかを自分に聞いてみる。
例えば私なら、
支払いに追われなくていい安心感・何してもいいし何しなくてもいいっていう自由な感覚・そこから何しようかっていうクリエイティブな感覚・・・っていうような感覚。
その感覚を味わいながら、まだそうなっていない今の瞬間の自分を生きるっていうことです。
その状況で、望んだものが手に入るチャンスがやってきた時、恐い感覚もないし(いつも感じている感覚だから)、差や違和感を感じていないから元のステージに戻そうとする働きが起きない。
私は、これがイメージの修正を使うメリットの1つなんじゃないかと感じてます。
なので、クラブノートを使ってイメージに修正をかける時に、次の瞬間の自分は「どんな感覚・感情を感じられている自分でありたいのか」をまず決めてみてください。
そこからイメージに修正をかけていくと、思う通りのパフォーマンスをイメージの中だけでじゃなく、現実世界に生み出せるんじゃないかと思います。
参考にしてみていただけると嬉しいです♪
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