自信がない時は体力的にも負荷がかかっている

努力もしてるし結果も出していて人と比べてもそんなに悪くないとは思うのだけれども、なぜか、ずっと自信を持てない。

だから本番がいつも不安。

どこまでやれば自信はつくのだろう…。

きっと、やっぱり自分はダメなんだ…。

そんなループにはまってしまっているととてもしんどいですよね。

まず、そこから抜け出して自信を持つためにも自信ってどういうものなのかを見直してみましょう。

本来、「自信」とは字のごとく、「自分を信じている」という状態のことです。

それは、『どんな状態の自分も信じている』ということです。

例えば、

努力している自分

結果を出せている自分

決めたことをやり切れている自分

などの状態の時、自分はなかなかやるな~と違和感なく信頼できますよね。

しかし、逆の時の自分のことはどうでしょう。

努力できていない

結果を出せていない

決めたことをやり切れていない

といった状態の自分をあなたは信じることができているでしょうか?

このように一見マイナスに見えるような自分の姿も上手くやっている自分と同じように信じていられるというのが本当の意味で自分を信頼できている時なのです。

この意識でいられると、人は上手くいったりいかなかったりといった結果や状況によって自信をなくすことはありません。

これが揺るがない自信なのです。

しかし、これをすることが多くの人にとってはとても難しいことなのです。

結果を出せていない自分はダメな自分だと捉えてしまうのです。

それは自己否定をしている状態です。

つまり、自分を信頼している状態(アクセル)とは真逆の方向を向いているのですね。

それが力みや緊張、不安といった形でブレーキになってしまうのです。

そして、いつまでたっても気持ちを立て直せない…といった悪循環に陥ってしまいます。

この一見マイナスに見える自分の一面も自分の一部としてきちんと認められるようになった時自分の存在に自信を持てるようになるのです。

そうでない時パフォーマンスも落ちてしまうのも分かりますよね?

なぜなら自分の一部分をないものとして切り離してしまっているのでその部分のエネルギーは抑え込んで使えていない状態なのです。

その上、不安や恐怖心、緊張といったものも抑えることにエネルギーを注いでいる状態です。
体力的にもとっても負荷がかかっています。

マイナス(と捉えている)要素の一面も自分の一部として認められた時、切り離していたその部分のエネルギーもパフォーマンスのために使うことができるようになるのです。

あなたが、結果や状況によらずいつでも自分を信頼できるような本物の自信を持ちたいと思うのであれば今、否定している自分の要素も許して認めてあげてください。

絶対に認められないと思っているその自分の姿は誰にでもある人間の一面なのです。

その要素があったとしてもあなたは素晴らしい魅力的な存在です。

そして、その要素は別の角度から見ればとっても素敵なあなたの魅力の一つなのです。

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