問題を解決しても解決しても、また別の問題がやってくる・・・と感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
それは、こんな風に捉えてみると良いかもしれません。
小学校から中学校に上がる時、自分の置かれている環境が変わります。その変わった環境に適応しようという働きが無意識に働きます。それに応じて、小学校では当たり前だったことが中学校ではそうではなかったり、逆に新しい習慣を身につけたりしながら、いろんなことに気づいたり様々な価値観が生まれたりするわけです。
このようにして、これまでと違う環境に適応しようとしたら『感覚が変わる』ことを必要とされるのです。
それと同じように、「試合に出場できなかった自分からレギュラーになっている自分になりたい」「選抜の選手としてプレーしたい」「プロの選手になりたい」「日本代表になりたい」「世界のトップ選手になりたい」・・・など、それまで自分がいてた環境とは違う環境に置かれた自分を実現したいと思った時、同時にそれは、これまでの自分の殻を破ってその次の環境に適した感覚が必要となってきます。
ところが、今までの環境に適していた感覚のままでいると、次の環境では上手くいかないということが起こり得ます。それが次々に現れるように見えている「問題」の正体です。
つまり、ステージアップをしようとしている人であれば、そのステージに必要な感覚を強める必要があるということです。
だから、あなたが「問題」を解決したのにまた新たな「問題」が現れているように感じている時、それは次の新たな自分が目覚めるチャンスがきているということではないでしょうか。クリアすべき問題を恐ろしいものと見るよりも、今の自分を抜け出すための必要な出来事として捉えてみたら、少し楽に現実と向き合えるかもしれませんね。
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