これからのスポーツ界にとって~プレイヤーファーストの立場に立って~

練習中に水を飲むことを禁止されていた時代は、つい数十年前のことです。しかし、今では、活動中に適切に水分を摂ることがパフォーマンスにとっては大事なことであるという認識が広まっています。このように、スポーツの世界の常識はずいぶんと変わってきています。

フィジカル面のトレーニング方法においても、現在は多岐にわたり、様々な方法が選択できる世の中になってきています。そして、それらに伴って、世界の競技レベル自体も昔に比べて上がってきています。

そんな中で、精神力のレベルアップについては、競技力やフィジカル面の能力のレベルアップのための状況に比べてまだまだ遅れているのが現状です。しかし、フィジカルトレーニングを重ね技術をアップさせた力を、パフォーマンスとして本番で発揮するためにはそれに応じた精神力が欠かせないことは明らかです。昔か言われているように「心・技・体」の三つが揃うことによって、その力は発揮されます。

根性論で精神力を高められるという時代は終わりつつある中で、しかし、どのようにしたら効果的に精神力を高めることができるのか・・・という一番知りたいはずのことが分からないから手探りで進めているという現場も少なくないのではないでしょうか。

どのようにすれば、選手たち個々の能力を発揮できる精神力を身につけさせることができるのか・・・。

同じチームで同じ指導者から同じ話を日々聞いていても、それを全員が同じように体現できているわけではありません。実は、そこにポイントが隠れています。

体格や体力、技術力がそうであるように、精神力においても必要なことは一人ひとり違うのです。だから、個々に応じたトレーニングがメンタル面においても必要です。どのようにしたら、その選手の良さが生きるのか、その選手が力を発揮できていない原因は何なのか。それらは一人ひとり違っています。

そして、メンタルのトレーニングの必要性を受け止められるようになったのはそれだけ日本の競技力が上がったからです。

成功した誰かの真似をして後を追いかけるのではなく、他者には分からないその人自身の魅力を発揮させるための方法が必要です。

また、監督やコーチの指導力に頼ってきた今までから、フィジカルのトレーナーが専門的にその分野を担っているように、精神力の向上においても専門的なトレーナーが担うという時代がやってくるはずです。監督やコーチの役割と、トレーナーとしての役割は、精神力の面においても異なるのです。

 

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