ミスをした後すぐに気持ちを切り替えられる人、切り替えられない人

ゲーム中ミスをした後、すぐに切り替えて次のプレイに取り組める場合となかなか気持ちを切り替えることができず引きずってしまう場合があります。そんな時、多くの場合、ミスをしたらすぐに切り替えてそのミスを取り返すために頑張るよう指導されるでしょう。ミスしたことを引きずって悔やんでいるだけでは、良いプレイにはつながらないからです。

しかし、引きずってそこからなかなか気持ちを立て直せない場合、選手自身は分かっていけるけどそれができないから余計に苦しんでしまっているというケースがあります。ミスをしてしまった自分に加えて、その後すぐに切り替えることができない自分を責めているのです。そんな場合、むりやり切り替えようとしても無理でしょうし、そのゲームだけで済まず、その後のゲームにも緊張感を持って臨まなければならなくなる可能性があります。

それを避けるためには、早いうちに解決をすることです。

ミスをして切り替えられないことには理由があります。

ミスをしてしまった自分を許せない何らかの理由があるのです。

なぜ、許せないと思っているのか、そう思うに至ったきっかけは何なのかを見つけ、そして、そんな自分を責め続けなくても大丈夫なように解決することです。

これらのことは、自分自身で探っていくのは実は難しいことです。なぜなら、自分にとっては、ミスをしてしまう自分は許せないということは何ら違和感のない当たり前のことになってしまっているからです。

解決しないまま、忘れたつもりになっていても、何らかの形で自分の人生の中に違う問題として現れます。しかし、忘れているので、それが、ミスをした自分を許せないこととつながっているということには気づきません。

早いうちに解決をしてしまうことは、その後の自分の生活にも役立ちます。だからこそ、たくさんの方たちに個別トレーニングの効果を実感してみてほしいと感じています。慣れてくると自分自身で内面を探ることも可能でしょう。

ミスをした後にすぐ切り替えられないのは、自分が弱いからでも、自分の性格に問題があるわけでもありません。ミスをした自分を許してはいけないと、過去に学んだ何らかのきっかけがあったはずです。

そして、ミスをした後にすぐに切り替えて次のプレイに影響なく取り組める人は、ミスをした自分も自分の姿の一部だと認めて受け入れられているのです。甘やかしているのではなく、ミスをしてしまうことがあったとしても、それを取り返すことができるぐらいの自分もいていることを無意識に知っているのです。つまり、自分自身を信じているのです。ブログを読んでくださっている方々は、よくお分かりだと思いますが、それが本物の自信を持っているということですね。

自分を信じることは、誰にでも可能です。自信は特別な人にだけ与えられるものではありません。自分を信じると決意できるかどうかが鍵です。今は自分のことを信じられていないという人も、トレーニングを重ねることで自分を信じられる度合いは高まります

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