メンバーに選ばれることと自分の本来のプレーを生かすことを両立させる

このままではメンバーに残れない、または入れない…と判断した時、あなたはどうすることを選択するでしょうか。そのチームで求められていることと、自分のプレースタイルや持っている能力がそれに当てはまっているかどうかは、メンバーに選ばれるかどうかを左右する大きな点になります。

そこで、自分のプレースタイルや能力が当てはまっていないとなった時、いくつかの選択肢が考えられます。

例えば、メンバーに選ばれることよりも自分のプレースタイルを貫くことを選択する、メンバーに選ばれるためにプレースタイルを変える、または、自分の本来のプレーを生かしながらチームが求めていることを果たす、など。

初めの2つの選択肢は、メンバーに選ばられることか自分のプレーをすることのどちらかをあきらめるという選択肢です。3つ目の選択肢は、そのどちらもあきらめないという選択肢です。やはり、3つ目の選択肢「自分ならではの持ち味や能力を生かしながらもメンバーに選ばれる」ことが実現できればベストだと考える人は多いでしょう。その視点で考えた時に、「自分の持ち味や能力を果たして自分自身がきちんと認識できているのか」ということは重要な点です。

あなたは自分自身の「すごさ」を分かっているでしょうか?

多くの場合において、その人の素晴らしさを本人が自覚していないということが起こっています。

それでは、強みを強化していくことや発揮すること、あるいはアピールすることはできません。

さて、では、どのようにすれば自分がすでに持っている素晴らしさを本人が自覚できるようになるのかということです。それには、自覚することを妨げている原因を解決することです。

言い換えると、自覚していないということは自分はその要素を認めていないということでもあります。その個性を自分にとって良いものとみなしていない可能性があります。なぜ、そのように感じているのかという理由と原因は人それぞれ違います。ですが、自分自身の認められない部分(嫌いな所)を解決していくことで、自分の持っている要素の中で自身に認められている範囲が広がっていくことでしょう。

また、チームで求められていることを実現させるためのパフォーマンスは一つではありません。今の段階では、「この方法しかない」と思えるような状況でも、自分の中の「自分自身に認められている要素」を広げていくことで、「この方法も、あの方法もある」といったように、選択肢が広がっていきます。結果的に、チームにとっても自分にとっても良い選択肢が見つかる可能性は高まります。

いざという時、日頃からの心のトレーニングが生きてきます。

 

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