人権教育も、道徳教育も、生徒指導も、行きつく所は「自己肯定感」

教育関係者の方なら、お馴染みの「自己肯定感」ですが、私のBLOGの中でお伝えしている「揺るがない自信」と同等のものと捉えていただいたら良いかと思います。

「生きる力」を身につけていくためにはこの「自己肯定感=揺るがない自信」が必要不可欠であると思ったのは、私が10代の頃でした。

実際に、教職に就いた後、やはり教育の現場でも重要な事だと捉えられていて、人権教育のあり方も、同和教育が中心だったかつての教育から、自分や周りの人を大事にできる心を育てる現在の人権教育の方向へと転換されていました。

その中でキーワードとなるのが「自己肯定感」です。自己肯定感を高めることによって、自分を大事にしながら相手や周りの他者を大事にすることができる。

生徒指導事象が起こってしまうことも、そのことが大きく関わっています。

この「一人ひとりの心を育てる」という所が、学校教育が塾とは違う点です。

しかし、この「自己肯定感の高め方」が理解されていないのが現状です。かつて、職員研修で講師の方をお招きしてこれからの人権教育についてのお話を伺いました。話が終わった後に、私がこのように質問をしました。「他者を大事にするということは、指導者側も教えやすいし生徒側の子たちもイメージしやすいと思うのですが、自分を大事にするということについては、具体的にどうしたらいいのか生徒たちも分からないだろうし、指導者としてどのように教えたらいいのでしょうか。」

すると、講師の方は「自分を大事にするとはどうすることなのかを考え続けることが大事なんだよ、と言ってあげて下さい。」とおっしゃいました。学校教育としてはきっとそれで良いのだと思います。

しかし、私の本音は「専門家でも分からないんだな・・・。」です。

自分を肯定的に捉えることができなくて困っているのは、生徒自身なのです。何らかの問題を起こしてしまっていたとしても、本当はどうにかしたいと思っているのです。(自覚があるかないかは別として)

だけど、「自分を大事にしなさい」と言われても、それができないから困っているのです。そして、違う形で表現せざるを得ないのです。

「『考え続けなさい』では、解決しない・・・」これが私の本音です。

自己肯定感や自信は、成功体験を重ねれば高まると捉えられがちです。しかし、本当はそれでは充分とは言えないのです。

自己肯定感(=揺るがない自信)を高めていくことで、自分を大事にでき、同時に他者も大事にすることができます。そして、自分の良さは発揮されます。

スポーツの技術を身につけるためには、そのための適切なトレーニングを重ねていくことでそれが可能です。

身体能力を高めていくためには、そのための適切なトレーニングを重ねていくことでそれが可能です。

それと同じように、自己肯定感(=揺るがない自信)を高めていくためには、そのための適切なトレーニングを重ねていくことで可能なのです。

自己肯定感(=本物の自信)が高まると同時に、自分の魅力や能力も発揮できるようになっていきます。

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