場面に応じた最良のパフォーマンスを発揮する・・・感覚を研ぎ澄ますための方法とは?

先日行われた大阪国際女子マラソンはご覧になりましたか?

今大会はMGC(2020年東京オリンピックマラソン日本代表選考会)の出場枠もかかった大会でしたが、その中で2位(日本人1位)の小原怜選手がレース前のインタビューでこんなことを言われていました。

「前に行くのか後ろに行くのかということを考えるんじゃなくて、その瞬間に判断できる一瞬を逃さない選手になりたい。」

 

スポーツ選手は、レースや試合の展開を想定して練習を積み重ねますが、学習してきたことだけが本番で出題される学校の試験とは違って、想定している展開とは違った場面が訪れてもその都度的確な判断を下すことが要求されます。

それが、最善のパフォーマンスを発揮できるかどうかや、最終的な結果にも大きく影響します。

そういったことを踏まえてもスポーツ選手は、場面場面でどういうパフォーマンスが適しているか判断するのに自分の感覚を研ぎ澄ますということもとても大切な要素です。

そう考えた時に、「今この瞬間にフォーカスする感覚」とか「今この瞬間の自分の感覚をキャッチする」っていうことが習慣化されてないと難しいですよね。

でも、それって良いパフォーマンスを発揮するにはめちゃくちゃ大事なことなのに誰からも教わることってないじゃないですか、、、多くの場合は。

だから、それが自然とできちゃう人はそういう状態でプレイするのが当たり前になっているし、できないのが当たり前の人からすると、「どうやったらできるの!?」「そんな感覚どれだけ考えても分からん!!」そうして誰からも教わることなく分からないまま終わっていく、、、ってなっちゃいますよね。

ということで、そういうのを知りたいという人のために今日はシェアしたいと思いますので、私の発信したことが「使える!」と思った人はぜひやってみてください。そしてそれを自分流にカスタマイズしてもらえたらと思います。

 

まず、「一瞬一瞬の自分の感覚に注目する」ということを習慣化していきましょう。

手始めに、「自分って今どうしたいと思ってるんかな~」って心に問いかけてみます。これを毎瞬毎瞬やるんですね。

「自分1」と「自分2」の2人がいる感じです。

自分1「これについて本当はどう思ってるの?」

自分2「本当はやりたくないんだよね~」

自分1「本当はどうしたいの?」

自分2「本当はこうしたいんだよね~」

みたいな感じです。

コツは「そんなん思ったらダメだよ!」とか「それは違うでしょ~」っていう感じでジャッジせずに「ふ~ん、そうだよね~」っていう感じで何があっても味方の立場で対話するってことです。

で、そんな対話をしていると自分2が「でも〇〇だからできないんだよね~」とか「でも自分なんかがそんなのできるわけがない」っていう風に自分の想いを却下し始めます。

その「できない思考」を「できる思考」に変換していく時にトレーニングが必要なんですね。

でも、多くの人の場合、まずその変換する段階にもいってないわけです。

どういうことかというと、「できる思考」よりも「できない思考」の方が主導権を握っていて、自分が本音を掴む前に瞬時にその本音を却下してしまっているんですね。だから、そんな風に思っていることすら気づかずにいてるのが日常になっているわけです。

ですので、まずは自分が本当はどうしたいと思っているのかをキャッチすることから始めてみるのがいいと思います。

で、却下せずに「ふ~ん」というように聞けるようになることを目標にしてみてください。

それができるようになってきたら次の段階です。

「じゃあ、どうすればそれが可能になるか」ということをキャッチすることです。

そこですぐにいい案が見つからなくてもいいんです。

まずは「本当の願い」がキャッチできたら、それを気づいていなかった時の自分ではつかめなかった情報に対してアンテナが立つようになります。

そのための情報に反応できるようになってきます。それと、瞬時に却下していた時にはそれが手に入るチャンスがやってきたとしても「いやいや、私がそんなことを与えられるなんて滅相もありません!」というように自分でお断りしてしまうんですね。これは無意識にです。だから、自覚としてはそんなチャンスがきていることにもまず気づいていません。

これって、感覚が研ぎ澄まされている状態と真逆の状態ですよね。チャンスにすら気づけていないんですから。

だから、まずは「自分の本音をキャッチできるような状態が当たり前」という状態にしておくことが第1段階です。

ここまでで「難しい~!」ってなっちゃう人もたくさんいると思うので、またそれについては別の記事でシェアしますね。

で、その次第2段階はそうなるための情報をキャッチするということですが、これは、自分が全て答えを生み出さなくてもいいわけです。例えば、ふと手に取った雑誌からヒントをもらえるかもしれないし、友達との何気ない会話からヒントを見出すことになるかもしれないし、「〇〇をやりたくないからできないんだよな~」の〇〇の部分を誰かが「めちゃめちゃやりたい!」と思っているかもしれません。そうしたら自分が〇〇をやる代わりにその人に〇〇をやってもらうことで自分とその人の2人がハッピーな状態になりますよね。

で、そのキャッチする時のポイントが「良い気分でいる」ってことなんです。

むしゃくしゃしている時には立てたアンテナの受信状態が悪くなっている状態なので、なるべくいい気分でいるようにしましょう。

そうこうしていると、「あれっ、これが本音だと思ってたけど、なんか違う、しっくりこないな」っていう感覚が出てくることもあります。それも自分1が「そう感じてるんだね~」っていうようにスルーせずにちゃんとキャッチしてあげてください。

自分にとって何が最高なのかは自分にしか分かりません。その最高を教えてくれているのが「感情・感覚」なんです。

でも、私たちってその感情・感覚より常識や理屈の方を優先してしまいがちですよね。

だけど、常識や理屈は他人の物差しでできあがっているので、必ず何かは当てはまらないことが出てくるんですね。

その「自分にとっての最高とはズレているよ~」って教えてくれているのがネガティブな感情だったりしっくりこない感覚=違和感なんですね。

それなのに、その自分の感覚を無視して常識・理屈・人の目なんかの方を優先してしまったりします。

その繰り返しが「感覚の鈍り」を生んでいきます。

子どもって、その逆ですよね。理屈や常識、人の目なんか一切気にしてない。感覚だけで生きてますよね。彼らは最高です 笑。

つまり、ないものを身につけていくんではなくて、元々は誰もがそうであった元の感性に戻していくってことです。こう考えれば難しくない感じがしませんか?

 

※「今に集中する」の具体的なやり方を動画で説明しています。こちらの方が分かりやすいかも。ぜひご覧ください。

 

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