今日は、昨日ご紹介したパラ陸上選手の秋山さんのトレーニング内容を公開します!
秋山さんのご感想にもあったように
~以下ご感想より抜粋~
自分自身、これまで競泳、自転車(ロード、トラック)、そしてパラスポーツとなる陸上競技、と学生時代から常に精魂を傾けてスポーツに取り組んできておりトレーニングは肉体の限界までの強化、そしてそれにより精神も鍛えられると信じてきた。
それは限界まで鍛えるとその先の境地を垣間見ることができ、何事においても常に動じない、強靭な精神力を得られたからである。
実際、これまで数度の海外遠征等があるが、その幾多の場面で緊張をしたりプレッシャーに圧し潰されそうになった覚えは全くと言っていいほどない。
~ご感想より~
という選手がトレーニングを受けることでさらに自己の可能性を切り拓き意識面での改革をもたらすことができると感じたトレーニング内容とは???
ご自身に置き換えてご覧になってみてください。
【本来の自分に戻る】
今回の秋山さんとのトレーニングテーマは、目標としている世界大会への出場を現実化するために無意識下で制限してしまっているものを解決することでした。
やりたいことができない、望んでいるのに現実的に叶っていないのには、そうならない方が自分にとって何らかのメリットを感じてしまっているからなのです。
秋山さんの場合、目標の世界大会に向けて日々トレーニングを重ねているもののそれが現実的になってしまった時には
おそらく仕事を軽視してしまっている自分がいるに違いないという思い込みがありました。
そして、そのように思ってしまう経緯にはご自身が21歳の時に事故でこれまでと同じように動くことができなくなったことが関係していました。
それまでの秋山さんは、学生の頃からスポーツでご活躍されていて競輪の選手としてこれからを期待をされていたところでした。
そこで事故に遭われて愕然となったのです。
このまま一生「障がい者」として生きて行かなければならない…。
そこからの人生は、まるで別人になることによって生きてこられたのです。
そうすることが、目の前の現実を生きていくためには最善の方法だったのです。
現にそれから30年間、新たな秋山正輝さんとしてご活躍されてきたのです。
しかし、一方でそれが本来の自分とは違う人間として生きていかなければならなかったことで、それまでの「強くて何でもできる自分」というセルフイメージを封印することになったのです。
つまり、「強くなくて能力の高くない自分」というセルフイメージを持ちながら生きていくことになったのです。
それを今回のトレーニングによって、事故に遭って身体の動きはそれまでと違ってはいるけれども、それは以前より背が伸びた、以前より太った、といったことと同じように自分の個性の一部なのだ、「障がい者」という別の人物になって
生きていくのではなく「強くて何でもできる秋山正輝」は何ら変わっていない。
『新たな個性を持ちながらもその強さと能力の高さを発揮していくことができる』
というイメージに変わったのです。
このように自身の力を発揮できていないと感じる時、本来の自分から離れてしまっている状態なのです。
それを本来の自分に戻していくだけで、自身の能力や魅力を発揮できるようになり人生を自分らしく生きていくことが
できるようになるのですね。
あなたも何かの出来事やアクシデントによって本来のご自分から離れてしまっていることはありませんか?
本来の自分から離れていると報せているアラームの役割をしているのが問題や壁となって現れてくれています。
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